Word から Markdown へ:.docx をアップロードせずに変換
Word は見出しが何かを最初から知っています。PDF は文字を座標に置くだけで構造は推測するしかありませんが、.docx は見出しやリストの階層、表のセルを自ら名前で示します。つまりこれは推測ではなく翻訳です。
ここに PDF または Word をドロップ
またはパソコンからファイルを選択
PDF・Word (.docx) · 最大 50 MB
Word から Markdown への変換は PDF より正確ですか?
はい。.docx は構造そのものを保持します。スタイル名が見出しレベルを、番号定義が順序付きリストかどうかを、表のマークアップがセルの位置を示します。PDF にはそれがなく、文字サイズと間隔から推測するしかありません。
Word から Markdown への変換で失われるものは何ですか?
画像・数式・コメント・脚注は引き継がれません。変更履歴は挿入を採用し削除は破棄します。Markdown には結合セルがないため、結合された表のセルは内容のあるセルと空のセルに分かれます。
Word の見出しが Markdown の見出しにならないのはなぜですか?
変換は見た目ではなく段落スタイルを読むためです。手作業で大きく太字にした行は標準スタイルのままなので段落になります。Word で見出し 1〜6 を適用してください。
Word 文書を Markdown に変換する手順
- 1
コンバーターを開く
mypdf2md.com にアクセスします。インストールもアカウント登録も不要です。
- 2
.docx を追加する
Word ファイルをドロップゾーンにドラッグするか、クリックしてパソコンから選びます。50 MB までのファイルに対応しています。
- 3
構造を確認する
見出し・リスト・表が Markdown ペインに表示され、隣にライブプレビューが並びます。必要な箇所はその場で直せます。
- 4
コピーまたはダウンロード
Markdown をクリップボードにコピーするか、元の文書名を付けた .md ファイルとしてダウンロードします。
Word が明示している情報
.docx は複数の XML を収めた ZIP です。コンバーターが開くのはそのうち 4 つ、本文・スタイル・番号定義・リンクの関係定義だけです。Markdown で表現できる構造はすべてこの 4 つに入っています。
そのため PDF の変換に比べて手直しが少なくて済みます。ページの見た目から推測する処理がここには存在しません。
- 見出し(段落スタイルから。表題・副題を含む)
- 箇条書きと番号付きリスト(文書が宣言した階層のまま)
- 表(横方向の結合セルを補って列がずれないようにします)
- 太字・斜体・打ち消し線・等幅テキスト
- ハイパーリンク(実際のリンク先に解決)
- 引用とコードブロック(Word が適用したスタイルから)
変換で失われるもの
Markdown は画像データを持たず、このコンバーターは何もアップロードしません。そのため図は点数を数えて何点が入らなかったかを表示し、黙って捨てることはしません。数式・コメント・脚注も引き継がれません。
変更履歴は現在の本文として解決します。挿入は残し、削除は破棄します。自動目次などのフィールドは Word への指示であって内容ではないため、読み飛ばします。
ファイルが読まれる場所
.docx はブラウザのタブ内で展開・解析されます。変換中にネットワークパネルを開けば、アップロードが一切ないことを確認できます。
埋め込み画像は読み込みすらしません。必要な 4 つの XML だけを展開するため、写真だらけの 40 MB の文書でも展開されるのは数百キロバイトのマークアップだけです。
変換に向かない Word の使い方
うまくいかない .docx 変換には共通の原因があります。画面上は構造があるように見えて、中身に構造がないという状態です。変換が読むのは Word が記録した内容であり、Word が記録するのは適用されたスタイルであって、見た目の効果ではありません。
これはファイルの欠陥ではありません。文書を装飾することと構造化することの違いであり、Word 以外のものが読むまで表に出てきません。
- 手作業で大きく太字にした行は標準スタイルのままで、段落として変換されます
- 1. や - の文字を打って作った一覧は文字列です。変換されるのは Word 自身の箇条書き設定です
- レイアウトのために使った表は表として変換されます。実際に表だからです
- タブや空白で作ったインデントは階層を持たないため、入れ子は平らになります
- Consolas や Courier の部分はコードになります。等幅フォントが Word の持つ唯一のコードの手がかりです
意外に残るもの
浮動テキストボックスの文字は失われません。Word はそれをボックスを支える図形の中に格納しており、変換は図形全体を運べない画像として扱わず、中の文字を取り出します。
コンテンツコントロール、つまりテンプレートが残すドロップダウンや日付選択は、その時点の文字列まで展開されます。変更履歴の挿入は残り、削除は破棄されるので、いま読める状態の文書が得られます。縦方向に結合したセルは列に沿って引き継がれ、表に穴を残しません。
よくある質問
- 古い .doc ファイルは開けますか?
- いいえ。Word 97-2003 の .doc は中身が別形式で、名前を変えた .docx ではありません。Word で開いて .docx として保存し、それを変換してください。コンバーターはこの場合を判別して案内します。
- Word 文書ではなぜページ数が表示されないのですか?
- .docx はページ分割を保存していません。Word が表示のたびにフォント・用紙サイズ・プリンタードライバーから計算し直すため、同じファイルでも環境により 12 ページにも 14 ページにもなります。そのため無料の上限は語数で数えます。
- 目次はどうなりますか?
- 取り込まれません。Word の目次は自動で再生成されるフィールドで、その中身は機械向けの記述です。見出し自体は変換されるので、Markdown 側のツールでいつでも目次を作り直せます。
- パスワード保護された Word ファイルは変換できますか?
- できません。暗号化された .docx は中身が別種のコンテナで、コンバーターもそのように報告します。Word でパスワードを解除してコピーを保存し、それを変換してください。パスワード付き PDF には対応しています。
- 文書の一部がコードとして変換されたのはなぜですか?
- Word にはその範囲がコードだと示す情報がなく、等幅フォントだけが手がかりになります。Consolas や Courier New などで書かれた部分はインラインコードとして変換されます。意図していない場合は Word でフォントを変更してください。